| 21.2 x 14.8 x 0.8 cm | 112ページ |

食を切り口に人・社会・文化を考える雑誌『大人ごはん』の第３号。
特集は「ひとりの時間を考える」。一人で食事をすることとは。「孤食」という言葉ではくくれない「一人の形」を写真家で文筆家の植本一子さん、料理研究家のツレヅレハナコさん、詩人の高橋順子さんにお話を伺います。
第二特集では江戸時代から３００年以上続く小豆島の農村歌舞伎と歌舞伎を楽しむ観客のための「わりごう弁当」を特集。形式的な「伝統」ではなく、島に暮らす人々の娯楽として、いまもたしかに息づいているという。
また前号からの連載「何食べて生きてる？」ではラテンアメリカ文学者の旦 敬介さんと画家の門内ユキエさん夫婦がブラジル北東部バイーアで今も食べられている「アフロ・ブラジル料理」を再現します。
ほか、漫画、小説、座談会など前号よりページが増量した今号。ますます興味深い楽しい内容です。ひとりごはんのお供にも。