つるやももこ | 13 x 18.9 x 1.8 cm | 256ページ |

長引く父の入院のお見舞いに行っても会話の続かない時間を埋めるべく始めた、良い香りのアルガンオイルを使った父の足のマッサージ。それは父だけでなく、著者や看護師さんたちの癒しにもなっていたと言います。そんな親しい人たちの病や死を経て、自分自身のこころとからだを知る大切さに気付いた著者。そして、怪我をした時や熱を出した時、気合を入れる激励の手やそっと寄り添ってくれる手など、たくさんの『手あて』に助けてもらったことを思い出します。自分のからだを知ろうとする“からだをめぐる旅”と、整体、気功、アロマセラピー、自然療法、アーユルヴェーダなど手を介して人々を癒やす「手あての人」との出会いの記録がわかりやすい言葉で綴られていくこちら。著者自身がどのようにして自分のこころとからだをケアしてきたのか。読者自身のケアの参考にもなる１冊です。

つるやももこ
「こころとからだを旅する」をテーマにしたWEBサイト「Hōʻailona(ホーアイロナ)」を立ち上げ、心身ともにすこやかで美しく生きるために必要な知恵を、自然療法家やセラピストなどの仲間とともに発信している。
当店でも人気のフリーペーパー・福岡県北九州市発行の冊子『雲のうえ』、佐賀県と長崎県が共同で発行する観光情報誌『SとN』の編集・執筆、などほか多数。