
世界の繊細な音楽を紹介するbar buenos airesのコンピレーション通算11作目のテーマは、『ティファニーで朝食を』や『ピンク・パンサー』など60年代のハリウッド映画を中心にソフィスティケイトされたサウンドを生み出したヘンリー・マンシーニの音楽。
bar buenos aires が新たに描く「A Certain Fantasy」の世界。そのシリーズ1作目となる本作では、数多くの名曲を生み出したヘンリー・マンシーニへオマージュを捧げ、彼の洗練された音楽の足跡をたどります。
アメリカの黄金時代を優美な音楽で彩ったマンシーニ。
それは、ドナルド・フェイゲンが名盤『The Nightfly』のNotesに書き記したように、50年代終わりから60年代初頭のアメリカ北東部の郊外“サバービア”で青春時代を過ごした彼のような若者が抱いていたであろう、これからの世界への希望や夢に満ちた“ある種のファンタジー / A Certain Fantasy”を体現していました。
世界の先行きが見えない現代にこそ、ヘンリー・マンシーニのピースフルなサウンドが希望や夢の象徴のように聞こえてきます。
タイトルの「CHAMPAGNE & QUAIL」は、映画「ピンク・パンサー」に挿入された美しいストリングに包まれた気品に満ちた楽曲。このコンピレーションでは、ソフィスティケイトされたマンシーニ・タッチ”と呼ばれるアレンジの楽曲を中心に、マンシーニのカバーやそ
のテイストを今に受け継ぐ楽曲を集めました。特にオープニングのタ
イトル曲「CHANPANGE & QUAIL」をカバーしたオーストラリアの音楽家Dan Fontaineは、自身のオーケストラを従え、まさにマンシーニ・タッチをエレガントに表現しています。
bar buenos aires が新たに描く「A Certain Fantasy」の世界。そのシリーズ1作目となる本作では、数多くの名曲を生み出したヘンリー・マンシーニへオマージュを捧げ、彼の洗練された音楽の足跡をたどります。
■サイズ:13.5 × 13.5 × 厚 0,7 cm
<収録曲>
01. Champagne & Quail / Dan Fontaine
02. Blind Date Blues / Alessandro Magnanini
03. Claudias Welt / Till Brönner
04. Dreamy / Dan Fontaine
05. Breakfast at Tiffany’s / Jack Wilson
06. Latin Snowfall / Jon J. Miller
07. Mr. Lucky / Jack Wilson
08. Lujon / Exotic Roosters
09. Royal Blue / Walter Gaeta
10. Days of Wine and Roses / Emile Pandolfi
11. Dreamsville / Danilo Alfio Aurelio
12. How Soon / Orquesta Filarmònica de Màlaga
13. Nothing to Lose / Manuel Fraga
14. The Sweetheart Tree / Emile Pandolfi
15. Candlelight on Crystal / Dan Fontaine